Archive for 1月, 2010

自然とは自らのらの本性に従ってあるもの

あるいは生成するもののことである。

したがって、多くのヨーロッパ語において、「自然」と「本性」とは同じことばで言い表される。

そして、「自然」とよばれるもののなかに何が含まれるかは、おのおののものの「本性」として何を考えるか、また、その本性に対立するものとして何を考えるかによって、さまざまに考えられてきた。

近代以降、もっとも典型的な「自然」の用法は、人間と自然とを対置し、人間による介入・干渉、人工品との対比において「自然」を語る用法であろう。この意味では、人手の加わらないものが「自然」なのである。